DRってなに?
- ecoplazataisho
- 6月1日
- 読了時間: 3分
更新日:6月2日
こんにちは!水戸本社勤務の矢田部です。最近は雨の日が続き、寒暖差も激しくなっていますので皆様、体調にお気をつけください。
さて以前のブログでもご紹介したDR補助金ですが、そもそも「DRとは何?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
そこで今回はDR(ディマンド・リスポンス)についてできるだけわかりやすくご紹介します!
1. ディマンド・リスポンス(DR)とは?
電気の使用量は、時間帯や季節によって大きく変動します。特に、夏の昼間や冬の夜間はエアコンや暖房の利用が増え、電力の需要が急上昇。この時に電力供給が追いつかないと、停電や電力不足のリスクが発生します。
ここで活躍するのが 「ディマンド・リスポンス(DR)」 です。
DRとは、電力の使い方を調整することで、需給バランスを最適化する仕組み のことです。
電力会社は、電力のひっ迫が予想されるタイミングで、利用者に「今、電気を少し減らしてください」と働きかけることで、電力需給を安定化させます。

2. どのように電力を調整するの?
DRの調整方法には、いくつかのパターンがあります。
① 蓄電池を活用したピークカット
蓄電池を導入すると、電力需要が高まる時間帯に貯めておいた電気を使用 できます。例えば、昼間に太陽光発電で余った電力を蓄電し、夜に使用することで電力会社の供給負担を軽減できます。
② 需要予測と通知による節電
電力会社は、過去のデータを分析し、電力消費が急増するタイミングを予測します。その情報をもとに、「この時間は節電してください」とアラートを送ることで、電力ピークを抑制できます。
③ 価格インセンティブで調整
一部の地域では、ピーク時の電気代を高く設定し、節電を促す仕組みがあります。電気代が安くなる時間帯に家電を使うことで、コストを抑えながらDRに貢献できます。
例)東京電力エナジーパートナー株式会社 省エネプログラム
3. DRを活用するメリットとは?
DRは、単に電力会社の負担を減らすだけでなく、利用者にも多くのメリットがあります。
◎ 電力の安定供給が可能に → 停電リスクが低減
◎ 電気代の削減 → ピーク時の消費を抑えることでコスト節約
◎ 災害時の備えにも役立つ → 蓄電池を活用すれば非常時の電力確保が可能
特に、太陽光発電+蓄電池 を組み合わせることで、再生可能エネルギーの活用を最大化できる点が大きな魅力です。
DR補助金は上記の内容を活用した補助金となっております。導入すれば蓄電池の設置コストを抑えつつ、DRのメリットを最大限に活かすことができます。
補助金には限りがありますので、導入を検討される方はお早めにお問い合わせ下さい。